買取ぞうさんは純銀製フルートを高価買取中
最初の銀製フルートを作ったのは、初代パウエルといわれており、その製造方法は銀のスプーンや銀時計を溶かして作ったといわれています。
銀に数パーセントの金属を混ぜることでその強度を高めてきた銀製フルート。
最近では、昔よりも純度が高くなってきているようです。
銀製フルートで気になる硫化銀が起こりにくいとされている、アルゼンチウム・スターリング・シルバーが注目されています。
硬度の点でも申し分ないほど硬いといわれているので、大変興味深い銀と言えます。
基本的にすべてにおいて銀が使われているモデルが多く、ハンドメイド製。
価格は数十万といった高額な金額になります。
純銀製フルートについて
純銀製フルートは他の金属と比べると、その音色は明るく柔らか。
変化を付けやすいものとなっています。
音の立ち上がりも丸みを帯びた優しい感じなのですが、暗い音色を表現するのに関してはやや音切れが悪くなる傾向にあります。
吹奏感と重量は程よいのですが、フォルテでは金やプラチナの方が表現しやすいのかもしれません。
ただ、純銀では柔らかすぎるため、他の金属を混ぜて硬度を強くするといった方法もあります。
銀の純度92.5%のスターリング・シルバーが一般的ではあるものの、最近では純度95%のブリタニア・シルバーや、さらに純度を挙げた形で使用するフルートが増えてきています。
国内生産の古いフルートをみると、その多くが純度90%となっているようです。
純銀製フルートの大量買取もお任せください
銀製フルートは、「一生モノ」といってもいいほどの価値があるフルート。
各メーカーによってその作りや特徴が違いますので、自分にあったモデルを選ぶのが大切です。
深みのある音色に響きも奥行きがあります。
持ち主とともに成長していく、そんな愛着を持ちやすい楽器でもあるのです。
純銀製フルートの掃除方法について
銀は金属のなかでも最も光の反射率が高く白く輝くため、フルートの素材としても人気。
ただ、硫黄分と反応しやすく、表面に黒っぽい硫化銀を作りだし変色させていくことでも知られています。
この硫化は、普段の手入れではなかなか予防できませんので、オーバーオールの際などに磨き上げることできれいに状態に戻せます。
ちなみに、新品の製造中にはすでに変色してしまっているのですが、仕上げ磨きできれいにしているのです。
この硫化銀は決して悪いものではなく、実はピカピカのものよりもレスポンスが良くなりますので、変色することは見た目は悪くなってもフルートの性能的にはわるくなりませんので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
自宅で簡単にできるお手入れアイテムとしてシルバーポリッシュがありますが、これはいわゆる研磨剤の事。
表面を削ってきれいにするので、あまり頻繁に使うのは止めた方がいいです。