四郎管の代名詞ともいえる尺八が、超曲管の1尺8寸です。
頭からもお尻からも先みえず、製管にはかなりの高レベルな技術が求められます。
もちろん、演奏者の技量もそうとう問われます。
音の響きは文句なしに素晴らしくいとたたえられている作品です。
また、最近では四郎管の贋作らしきものが出回っているようですが、その作りがあきらかに山口 四郎の好みややり方とかけ離れているよう。
焼き印が本物にそっくりなことから騙されてしまう事もあるようなので、注意が必要です。
独特な尺八を作ることで有名な山口 四郎。
内径が見えにくく加工もしにくい、管尻にかけて曲がったスタイルを好んでいたことからもその技量は高度といえます。
ちなみに、息子であるの山口五郎さんは、人間国宝に選ばれています。
山口四郎は、初代川瀬順輔や三浦琴童から尺八を学び、そのご独自のスタイルを展開させた人。
大正7〜8年は大阪に住み、琴古流を関西に広めています。
大正10年になると竹盟社を興し、当時は全国から43名の専門家が集まったとも言われています。
山口 四郎が作る尺八は「四郎管」と呼ばれており、漆地を必要カ所にのみ充填し音律を調整する「地盛り」に分類されています。
四郎管が出す音の作りは独特で、尺八製管の中ではちょっと異質ともいえるもの。
四郎管の後期作は、地盛りから地塗りに近い形に移っていっています。
その変化は、当時、しっかりとした音律を求める風潮になってきたからともいえます。
しかも、竹材にも変化がみられており、初期作品は奇抜なものが多かったですが、後期はそうしたものは減ってきています。
山口 四郎が作る尺八は、ユニークで力強い独特のもの。
竹盟社だけでなく、尺八愛好家の間では貴重な楽器として重宝されています。
中古市場でもなかなかお目にかかれないとして、注目の品です。
四郎管の代名詞ともいえる尺八が、超曲管の1尺8寸です。
頭からもお尻からも先みえず、製管にはかなりの高レベルな技術が求められます。
もちろん、演奏者の技量もそうとう問われます。
音の響きは文句なしに素晴らしくいとたたえられている作品です。
また、最近では四郎管の贋作らしきものが出回っているようですが、その作りがあきらかに山口 四郎の好みややり方とかけ離れているよう。
焼き印が本物にそっくりなことから騙されてしまう事もあるようなので、注意が必要です。
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