買取ぞうさんは三味線を高価買取中
三味線には、長唄や端唄に使う「細棹」、民謡に使う「中棹」、津軽地方の民謡につかう「太棹」といった種類があります。
太棹については、津軽三味線いった呼ばれ方もされています。
こちらは多くの人がその呼び名を知っており、三味線といえば津軽三味線…と思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。
その材質も異なり、練習用に使われるのが「花梨」であり、本番用としては「紅木」、さらに練習兼本番用としても使われているのが「紫檀」です。
このなかでも一番に高級品となるのが紅木です。
ちなみに、昔はこれらの木材ではなく、杉や樫を使っていたようです。
当店では中古の三味線を買取しております。
しまっている三味線がありましたら、是非ご相談くださいませ。
三味線について
三味線は、およそ450年前に沖縄から伝わった楽器で、中国の三弦(サンチェン)が三線(さんしん)と呼ばれる楽器に、それが三味線に…
つまりは今の形になったのでは、と考えられています。
三味線はただそれだけの音色を楽しむのではなく、歌い手の声の高さに合わせて調弦を変えるという、伴奏楽器としての意味を持つ楽器です。
楽器において厳しい制限があった江戸時代においては、三味線はつぶされることなく生き延び、それがそのまま庶民の楽器として広く浸透していきました。
今では、日本の代表的な楽器にまで成長しています。
とはいえ、今ではその材料は、海外からも輸入されています。
特に音に一番に影響を与える皮は、タイやベトナムから輸入していることが圧倒的に多いというのです。
ちなみに、三味線に使われる皮は、猫や犬の皮となります。
三味線の大量買取もお任せください
三味線はどれも同じようなイメージがありますが、それぞれに特徴がありますので、見分けるのもそう難しいものでもありません。
銅と棹の付け根の形、さらには棹の太さからも見分けることができます。
その見た目の色も異なってきますので、買取価格もそれらの違いで異なるものとなっているのです。
当店では生産終了となった三味線から人気の三味線まで、さまざまな三味線を買取査定いたします。
大量買取りもおこなっておりますので、是非当店までご相談ください。
三味線の清掃方法について
三味線の劣化を抑えるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
三味線は消耗品であり、特にその棹は使い続けるなかで減っていく…つまりは、棹の表面が削れていきます。
減ってきたら、勘減りという作業で棹を平らにしますが、あまりにも減りがひどい場合は買い替えとなります。
高級な本番用ほど、そう頻繁に買ってはいられませんから、練習用と本番用は分けておくといいです。
また、皮は2〜3年に1度は交換するようにします。
破れやずれ、音が低くなってきた…なんて変化がみられるようになったら交換するようにします。
そして他にも、糸は大体1日1時間の練習で2〜3ヶ月といった感じで交換。
撥は古くなると割れることがみられるので、そうなると交換か修理。
調子笛は大体1〜2年程で交換します。
駒は割れたり溝が深くなってきたら交換しないといけませんが、数年間は持つものとなっています。