尺八の演奏は井藤麗山(いふじれいざん)師に学び、尺八製作は玉井竹仙師に師事。
5年間の修行後、玉井竹仙師の許しを得て独立し、原粹鏡尺八工房を開いています。
原 粹鏡が作る尺八は10万円ほどで、竹材やみてくれなどから値段を決めます。
また、修理も受け付けており、歌口入替や中継ユルミ、管内塗り替え、割れ・キレツ、中継輪入、改作調律などおこなっています。
原粹鏡(すいきょう)氏は、茨城県かすみがうら市に工房を構え、4世紀以上にわたって尺八をつくっています。
竹からつくる尺八の美しさ素朴さに惹かれ、大学時代には「尺八と箏の会」に入会。
尺八演奏家である井藤麗山師に入門して演奏を学び、1977年になると玉井竹仙師に入門して尺八の製作に取り掛かります。
5年間の修行を経て、原粹鏡尺八工房を開いて独立しました。
さらに、1984年には井藤麗山師の師範試験に合格しています。
原粹鏡氏の名前の「粹鏡」には、「くもりなき鏡」を意味してつけたのだそうです。
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