買取ぞうさんはブリティッシュトラッドのレコード・CDを高価買取中

ファッション業界でもよく耳にする、「トラッド」という言葉。「トラッド」とは英語で「伝統的な」という意味の「traditional（トラディショナル）」に由来する和製英語で、ファッション業界では英国の紳士淑女スタイルを手本にした「ブリティッシュトラッド」が普遍的な人気を博しています。

一方、音楽業界にもイギリスの伝統、「ブリティッシュトラッド」と呼ばれるジャンルがあります。この業界で言う「伝統的な音楽」とは、古くからその国や土地で歌い継がれてきた民謡や民族音楽のこと。つまり「ブリティッシュトラッド」は言い換えればイギリスのフォークソングなのですが、中でもイギリスのロックミュージシャンやその他のポップミュージック・アーティストが演奏するフォークソングのことを指して「ブリティッシュトラッド」と呼ぶことも多いようです。

そもそもイギリスでフォークソングがポピュラー化し「ブリティッシュトラッド」が形成され始めたのは、1960年代後半。それ以前からアメリカではフォークソング・ブームが巻き起こり「ボブ・ディラン」や「ニール・ヤング」といった著名なフォークソング・シンガーを輩出していたのですが、彼らはイギリスのロックミュージシャン「ザ・ビートルズ」のアメリカ上陸に影響を受け、自身の音楽にロックを取り入れるようになります。こうしてできたのが「フォークロック」と呼ばれる音楽ジャンルで、1960年代後半にはこれがイギリスのミュージシャンたちに影響を与えることになったのです。

つまりいわば「逆輸入」の形でフォークロックがイギリスに入り込み、これがやがて「ブリティッシュトラッド」となったというわけ。その先駆者となったのは1968年に結成されたバンド「フェアポート・コンヴェンション」で、これとほぼ時を同じくして「ニック・ドレイク」や「ジョン・マーティン」と言ったブリティッシュトラッド・アーティストたちがデビューを果たし人気を博すようになりました。

イギリスの凛とした寒さを連想させるブリティッシュトラッドは冬の夜を静かに過ごすのにもピッタリの音楽で、かつてのLPも需要が高いため、中古市場で売りに出せば高値が付く可能性もあります。そのためご不要になったブリティッシュトラッドのLPをできるだけ高く買い取ってほしいという方は、当店へ査定にお持ちください。当店の専門スタッフが丁寧に査定し、できるだけ高くお買取させていただきます。

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