買取ぞうさんはパンク・ロック（パンク）のレコード・CDを高価買取中

日本では「ブルーハーツ」に代表される1980年代のポピュラーミュージック、「パンク・ロック」。このジャンルは1970年代にアメリカ・ニューヨークで生まれ、イギリス・ロンドンで爆発的な人気を博したロックのサブジャンルです。

1960年代の「ハードロック」や「プログレッシブロック」「グラムロック」では高度な演奏技術が重視されましたが、次第にその複雑さが大衆にとって親しみにくいものとなりました。そんな中で、元祖ロックンロールの精神を取り戻すべく登場したのが、シンプルかつアグレッシブな「パンク・ロック」でした。

1975年頃、アメリカ・ニューヨークのライブハウスを拠点に「パティ・スミス」や「ラモーンズ」といったアーティストが登場。彼らはアンダーグラウンドで人気を集めましたが、アメリカ全体のメジャーシーンを動かすには至りませんでした。

一方、ロンドンに渡った「セックス・ピストルズ」が火付け役となり、イギリスではロンドン・パンクが一大ムーブメントに発展。シンプルで攻撃的なその音楽は、不況下のイギリスで社会に不満を持つ若者たちの心を捉えました。現在私たちがイメージする「パンク・ロック」は、このロンドン・パンクがベースとなっています。

1978年にセックス・ピストルズが解散し、ブームはいったん落ち着いたものの、音楽性はその後もハードコアや青春パンクとして継承。日本でも1980年代以降に大流行し、今なお多くのファンに支持され続けています。