買取ぞうさんはパワーポップのレコード・CDを高価買取中

1970年代、アメリカとイギリスで同時に発生したロックミュージックのサブジャンル、「パワーポップ」。ハードなギターサウンドに甘酸っぱくキャッチーなメロディとヴォーカルを加えた音楽スタイルで、イギリスの三大ロックバンドのひとつ「ザ・フー」が自らのサウンドを「パワーポップ」と称したことから、このジャンル名が定着したと言われています。

実際には、ザ・フー以前の「ビートルズ」「ビーチボーイズ」「ローリングストーンズ」なども、すでに同様の音楽的要素を持った楽曲を多くリリースしており、パワーポップの原型は1960年代から存在していたとも言えるでしょう。ザ・フーや「チープ・トリック」らが生み出した音楽は、1970年代のニューウェイブ・シーンにおいて独自の響きを持ち、ジャンルとして「パワーポップ」と名付けられました。

1970年代初期には「バッドフィンガー」「ラズベリーズ」「ビーバップ・デラックス」などによって盛り上がりを見せたものの、インディーズ系の扱いで商業的な成功は限定的でした。その後、「カーズ」や「ザ・ナック」などが登場し、アメリカでようやくメジャーでも注目を集めるようになります。さらに「フレイミン・グルーヴィーズ」などがパワーポップを発展させましたが、依然として大衆的なポップミュージックとしての地位は確立できませんでした。

1990年代には「weezer」や「マシュー・スウィート」などが台頭し、再評価の動きが見られます。2000年代には「オール・アメリカン・リジェクツ」などの人気バンドの活躍により、若い世代のファンも獲得。現在でも一定の人気を持ち続けるジャンルです。

このような背景から、かつてのパワーポップ作品も中古市場で高く評価されており、LPの高価買取が期待できます。当店でもパワーポップのLPをお持ちいただければ、専門スタッフが丁寧に査定し、高額でお買取りいたします。