1960年代にアフリカ系アメリカ人のブラックミュージックから誕生した、「ファンク」。アメリカのソウル歌手「ジェームズ・ブラウン」がその創始者で、彼と共にファンクを牽引した重要人物が「ジョージ・クリントン」と言われています。
ジョージ・クリントンはファンクの1ジャンル「Pファンク」の創始者で、「Pファンク」とは、彼が率いた「パーラメント」と「ファンカデリック」という2つのバンド、また「Pファンク・オールスターズ」や「パーレット」など、関連する他のグループやそれらのメンバーによるソロのファンクミュージックのことを指します。
その始まりは1955年、当時14歳だったジョージ・クリントンがクラスメイトと「ザ・パーラメンツ」という4人組ドゥーワップグループを結成したことにあります。伸び悩みの時期を経て、1967年に「I Wanna Testify」が全米R&Bチャートで3位を獲得するヒットとなり、ようやく知名度を上げることとなりました。この頃に正式メンバーとなったギタリストのビリー・ネルソンが、バックバンドを「ファンカデリック」と命名。これは「ファンク」と「サイケデリック」を合成した言葉で、1968年にレーベルとの契約上の問題から「パーラメンツ」の名を使用できなくなってしまった際にバックバンドの名前を使用することで、「ファンカデリック」というバンド名も前面に押し出される形となったのです。
ここから「パーラメント」と「ファンカデリック」は数々の名盤をリリースすることになりますが、特にパーラメントの方向性を大きく決定づけたのは、1975年にリリースされた「マザーシップ・コネクション」でしょう。これはジョージ扮する聖なるエイリアン「スターチャイルド」が人類にファンクを伝えるべく宇宙船に乗って地球へ飛来してきたという設定で、アルバムはビルボード・ポップアルバムチャートで13位、ブラックアルバムチャートで第4位を獲得しました。これ以降、パーラメントのアルバムはこのストーリーを基盤に展開されることになります。やがてSF風コンセプトを強調すべく、星形のサングラスやおむつ、全身スパンコールなど奇抜なスタイルがパーラメントのステージ上の特徴となったため、今でも日本では「Pファンク」と言えば「変な格好をした黒人ミュージシャンたちの集団」とイメージする人が少なくないようです。
Pファンク人気は1980年代に急速に収束し終わりを迎えましたが、現在も主要メンバーは活躍しており、当時のPファンクを愛するコアなファンも多く存在します。そのためLPも中古市場で活発に取引されています。当店でもPファンク作品をお持ちいただければ高額でお買取りいたしますので、ご不要のLPをお持ちの方はぜひご連絡ください。
Pファンクとは、パーラメントとファンカデリックを中心とする一連の音楽プロジェクトの総称です。ロック寄りのサウンドからファンク中心のシンセやホーンを効かせた楽曲まで幅広い音楽性を持ち、代表曲には「Flash Light」「One Nation Under A Groove」などがあります。
1997年にはパーラメント-ファンカデリックがロックの殿堂入りを果たし、ジョージ・クリントンやブーツィー・コリンズらは音楽史に名を残す存在となりました。
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