アメリカでは古くから人気のある音楽ジャンル「ノベルティソング」。日本で「ノベルティ」と言えば、企業が配布する記念品を指しますが、英語の「Novelty」は「新しくて珍しいもの」という意味で、「ノベルティソング」とは、日本で言う「コミックソング」に相当します。
ノベルティソングとは、笑いを誘う歌全般を指し、パロディやギャグ、コミカルな要素を含んだ曲、替え歌などが含まれます。中には、発表当時は真面目な曲だったにもかかわらず、時代の変化によって面白おかしい曲として捉えられるようになった例もあります。
このジャンルの歴史は古く、日本では俗謡にその原型が見られます。音楽ジャンルとして全国に広がり始めたのは明治時代、1800年代後半のことです。軍隊や工場、学生寮など地方から人が集まる場所で替え歌が歌われたり、風刺的な「壮士演歌」を面白おかしく歌う人々が現れたりして、徐々に「コミックソング」というスタイルが確立されていきました。
一方、アメリカでもノベルティソングは19世紀後半に口頭で広まりました。ジャンルとして人気を博したのは1920~1930年代。その後一時衰退しましたが、1950~1960年代に再び注目を集めました。アメリカのノベルティソングは、新曲というよりも既存の曲をアレンジした替え歌が多く、歌唱法や演奏法をコミカルにするもの、風刺やダジャレ、ものまね、ギャグなど多彩なスタイルが存在します。
1970年代にはブームは終息しますが、現在も懐かしむ人たちに人気があり、LPは中古市場で活発に取引されています。聴かなくなったノベルティソングのLPがあれば、買取専門店へお持ち込みください。当店でも丁寧に査定し、高価買取を行っております。
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ノベルティソング・アーティストとして世界的に有名なのが、「アル・ヤンコビック」で知られるアルフレッド・マシュー・ヤンコビックです。彼は1979年、「マイ・シャローナ」の替え歌を自主制作し、ラジオでオンエアされたことで人気を集めました。
その後は、マイケル・ジャクソンやニルヴァーナ、マドンナなどのヒット曲をパロディ化した楽曲を次々と発表し、ヒットを記録。1984年の「Eat It」、2003年の「Poodle Hat」、2014年の「Mandatory Fun」など3枚のアルバムは、グラミー賞最優秀コメディアルバム賞を受賞。1988年には「Fat」のPVでグラミー賞も受賞し、合計4度の受賞歴を誇ります。
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