激しいビートで思いっきり踊りたいときにピッタリの、「ハード系」ダンスミュージック。「ハードスタイル」や「ハードテクノ」などがそれらの代表例と言えるかもしれません。「ハードトランス」もその1つ。その名の通り、トランスミュージックから派生した、激しいキックを特徴とするダンスミュージックの1ジャンルです。そもそも「トランス」とは1980年代半ばに「アシッドハウス」あるいは「テクノ」から派生したと言われているエレクトロニック・ダンスミュージックで、短いシンセサイザーの旋律を際限なく繰り返してうねるような雰囲気を作るのが特徴です。この「うねるような雰囲気」が丁度幻覚や催眠へと誘なわれる「トランス状態」のようであることから、この名が付けられました。トランスはやがて世界中に広まりクラブやレイヴなどのシーンで定番ミュージックとして定着しましたが、他の優れた音楽ジャンルがそうであるように、トランスもここから更に様々なサブジャンルが生まれ多様化していきました。その1つが「ハードトランス」で、1990年代初頭にベルギー、オランダ、ドイツで生まれ1990年代後半に人気の最高潮を迎えたのち、トランス内の新たなジャンルの登場と共に衰退していきました。とは言え1990年代にヨーロッパ全土で最も成功したエレクトロダンス・ミュージックと言われており、他のハード系ダンスミュージックにも大きな影響を及ぼしています。ハードトランスの特徴は前述の通り激しくハードなキックと、完全に共鳴するベース、メインビートに強いリバーブをかけることで、BPMは140~180と、トランスとしてはかなり速め。1990年代後半の作品になるとこれにシンセサイザーによるサイドチェーンを加えたものが多くなります。このテクニックを含めたハードトランスの作り方を説明している動画もあるので、ハンドメイドしてみたいというアマチュアミュージシャンも少なくないようです。それで要らなくなったハードトランスのLPやCDを持っているなら、中古市場で売却することをおすすめします。全体としては2000年代に入るころにはブームが廃れていったジャンルですが、アマチュアミュージシャンも含めコアなファンから支持されているため、かつての音源も高く買い取ってもらえる可能性があります。当店でもハードトランスのLPやCDをお持ちいただければできるだけ高くお買取り致しますので、ご不要の作品をお持ちであれば是非ご連絡ください。
ハードトランスも手掛ける日本の人気アーティストと言えば、「YOJI」、また「YOJI BIOMEHANIKA」の名前でも活躍しているダンスミュージック・プロデューサーでしょう。1981年の高校1年生の時にシングル「YORAN」を初めてリリースした後、1989年には兵庫県で自身のクラブを開いてDJ活動を開始。1990年代には世界的な評価も受けるようになり、2008年までにリリースしたオリジナル、リミックスの名曲は、合計80曲以上にも上ります。この実績から多くの同業者たちに「マエストロ」と称されており、「ハニカー」と呼ばれる熱狂的なファンも現れました。
LP・CD本体やジャケット、帯などの付属品も、できるだけきれいな状態の方が高く売れます。特に本体に音飛びが見られると買取不可になってしまうこともあるため、傷や歪みが起こらないよう取り扱いには十分注意してください。
初回盤や輸入盤、限定パッケージに付属していた帯、ステッカー、解説書などは、揃っていると査定額がアップします。欠品がある場合も、内容によっては買取対象となりますのでご相談ください。
CD・LPの表面に付着したホコリや指紋は、専用クリーナーや柔らかい布で丁寧に拭いておきましょう。また、ケースやジャケットが破損していないか確認しておくと、査定額の向上につながることがあります。
ハードトランスやサイケデリックトランス、ユーロトランスなどトランスミュージック作品を複数持っているという人は、1つのショップでまとめて査定してもらいましょう。類似商品をまとめ売りすることで、通常より高く買い取ってもらえます。当店でもトランスやロック、ジャズなどジャンルを問わずLP・CDをまとめてお持ちいただく場合は「大量買取」として、高くお見積りさせていただきます。
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