1970年代後半、アメリカ・シカゴのゲイクラブで誕生したとされる「ハウスミュージック」。日本では1980年代後半に高橋透、木村コウ、富家哲といったミュージシャンたちによって広がりを見せ、ハウス中心のクラブも登場しました。1990〜2000年代には大沢伸一やStudio Apartmentといったアーティストが活躍し、クラブシーンを盛り上げました。
現在でもハウスミュージックの人気は根強く、特に日本では「テック・ハウス」と呼ばれるテクノとハウスの中間に位置するジャンルをメインとするDJも少なくありません。その中でも「ハード・ハウス」は、ハードテクノに近いアグレッシブなサウンドと、ハウス由来のグルーヴ感を併せ持つジャンルとして人気です。
ハード・ハウスは、4つ打ち・16ビートのリズム、130BPM以上の速いテンポを特徴としています。テクノとの共通点はテンポのみで、「ハードテクノの一種」としてよりも、「ハウスのサブジャンル」として認識されることが一般的です。しかし、その進化の過程でハードテクノに接近した時期もあり、現在でもテクノに分類されることもあります。
このジャンルの起源は明確ではありませんが、1992年にニューヨークでオープンしたクラブ「サウンド・ファクトリー」において、DJジュニア・ヴァスケスがプレイしていたトラック群、いわゆる「ファクトリー・サウンド」がその始まりと言われています。この音楽は当時のゲイ・シーンで熱狂的に支持され、ヨーロッパや日本へと波及しました。リズムのブレイクやスネアの細かい連打といった特徴が加わったことで、よりダイナミックなハウスミュージックとして「ハード・ハウス」が確立されたのです。
日本では、DJ中村直の存在も大きな影響を与えました。彼はアメリカに渡り、「ハウスの父」フランキー・ナックルズと親交を深め、巨大ディスコ「The Saint」のDJに抜擢。帰国後は東京・港区の「GOLD」創設に関わり、日本でのハード・ハウスシーンを牽引しました。彼が主催した「PRIVATE PARTY」は、日本初の1000人超えの大型ゲイパーティとしても知られています。
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ハード・ハウスは、1990年代のニューヨークで注目された「ファクトリー・サウンド」にルーツを持ち、リズムの強さとハウスらしい展開が融合したエネルギッシュなダンスミュージックです。日本ではDJ中村直がその普及に大きく貢献し、クラブ文化に大きな影響を与えました。
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