買取ぞうさんはファンクメタルのレコード・CDを高価買取中

ジャズにロックやラテン音楽などを組み合わせた「フュージョン」や、ポップミュージックにクラシックの要素を持ち込んだ「バロック・ポップ」など、音楽ジャンルをクロスオーバーさせた音楽には様々なものがありますが、このうち「ミクスチャー・ロック」はその名の通り、ロックに他ジャンルを混ぜ合わせた音楽のことです。これは日本でのみ通用する和製英語で、ここでいう「他ジャンル」とは主にラップロックやラップメタルのような黒人音楽にロックを組み合わせたものを指します。

現在では白人中心のロックにラップやレゲエのような黒人音楽を組み合わせるということに何ら違和感を感じない人が殆どですが、ミクスチャーロックが登場した1980年代はまだまだ人種によって音楽ジャンルは大きく分かれていたため、当時はなかなか受け入れられるものではなかったと言います。これがやがて注目を集めるようになったのは、1990年代に入ってから。オルタナティブロック・バンドである「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」や「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」などの人気バンドがヒットを飛ばしたことで日本にもブームが到来したのですが、「オルタナティブ・ロック」よりも「ミクスチャー・ロック」の方が日本人にとって分かりやすかったため、このように呼ばれるようになったのです。

やがてミクスチャー・ロックはラップロック、ラップメタルの別名として定着していきましたが、本来の意味での「ミクスチャー・ロック」にカテゴライズされる音楽として、「ファンクメタル」があります。「ファンクメタル」はその名の通り、白人中心のヘヴィメタル（特にスラッシュメタル）に黒人音楽のファンクを融合させた音楽。オルタナティブメタルの1種であり、1980年代半ばにアメリカのカリフォルニア州で誕生しました。その始まりは、前述のロサンゼルス出身のバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」が1984年にリリースしたセルフタイトルの1stアルバムにあるとされています。

ファンクメタルは1990年代初頭をピークに徐々に衰退していきましたが、今でもこのジャンルを好むというファンもいて、かつてのLPも中古市場で活発に取引されています。もし誰も聴いていないファンクメタルのLPが自宅にあるという人は、買取ショップで買い取ってもらうと良いでしょう。当店でもファンクメタルのLPをお持ちいただければ高くお買取りしますので、ご売却をご希望の方は是非ご連絡ください。