買取ぞうさんはファストコアのレコード・CDを高価買取中

高速BPMとシャウト、ディストーションを効かせたギターなど、とにかく過激で暴力性を高めたパンクミュージックの1ジャンル、「ハードコア・パンク」。ハードコア・パンクは1980年代にアメリカやイギリスで誕生し広まったとされていますが、実は日本ではそれに先んじて1977年、「SS」がハードコア・パンクを自身のサウンドとして活動していたと言います。やがて1つの音楽ジャンルとして定着したハードコア・パンクは、ここから「エモ」や「オイ！」「スクリーモ」といった更なるサブジャンルを生み出すことに。このうち「デスコア」や「グラインドコア」「マスコア」といったジャンルは、高速を特徴とするエクストリーム・ミュージックとして有名です。

その中でも特にスピードを重視するハードコアが、「ファストコア」です。英語で「高速の」を意味する「ファスト（Fast）」という単語が名前になっているように、人力で可能な最大限のスピードを追求しているのが、何よりの特徴。限界の速さに挑戦することをコンセプトとしているため、リズムはブラスビート、もはや何を言っているのか分からない叫び散らすヴォーカル、騒音のような編曲で、人によって好き嫌いがはっきりしている音楽と言えるでしょう。

とは言え1980年代生まれのファストコアの基本理念を今でも踏襲しているバンドは多く、それには例えばスラッシュメタルの帝王「スレイヤー」や、スケーターズロックで知られる「スーサイダル・テンデンシーズ」などが挙げられます。彼らの功績により知名度を上げたファストコアは、やがてデスメタルと融合させた「グラインドコア」やクラブシーンでトランス系へと変化させた「ガバ」を生み出すことになりました。

このようにパワーバイオレンス、あるいはエクストリームミュージック・シーンの一役を担う存在として登場したファストコアは、今でもコアなファンから熱い支持を受けています。それで聴かなくなったファストコアのLPがあるという人は、買取ショップで買い取ってもらいましょう。商品によっては需要が高く、予想以上の価格で買い取ってもらえる可能性があります。当店でもファストコアのLPをお持ちいただければできるだけ高くお買取りしますので、ご不要のLPがございましたら是非ご連絡ください。

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