買取ぞうさんはフォークメタルのレコード・CDを高価買取中

日本では特にRPGの戦闘曲のようなカッコよさが人気の、「ヴァイキングメタル」。「ヴァイキングメタル」とは北欧神話やヴァイキングたちの戦いなどをテーマにしたヘヴィメタルのことで、つまりはスカンジナビア半島諸国の伝統・民話とヘヴィメタルを融合させた音楽のことです。したがって本来ヘヴィメタルには使用しない北欧の民族楽器を使用することが多いのも、ヴァイキングメタルの特徴の1つです。

実はこのようなヘヴィメタルに民族音楽を融合させた音楽は、なにもスカンジナビア半島だけに限りません。例えばアイルランドのケルト音楽と融合させた「ケルティックメタル」や、近東の民族音楽を取り入れた「オリエンタルメタル」、アンデス系のフォルクローレやブラジルのボサノヴァ、サンバなど南米諸国の民族音楽とミックスした「フォルクローレメタル」、更には台湾思想や中国古典音楽の影響を受けた「アジアンメタル」など、各国特有の伝統や思想、民族音楽をヘヴィメタルのサウンドに反映させた音楽は、世界各地にあるのです。このような民族音楽を取り入れたメタルのことを、「伝統・民謡」を意味する英語「フォーク（Folk）」を取って、「フォークメタル」と呼びます。

その定義からすると、フォークメタルの歴史は1970年代から活躍した「シン・リジィ」の時代にまで遡ると考えられます。「シン・リジィ」はアイルランド出身のロックバンドで、地元アイルランド民謡色の濃い、今でいうところの「ケルトメタル」をサウンドスタイルとしていました。その他1980年代から人気を博した「聖飢魔Ⅱ」は日本舞踊と共演することで結果的に「日本のフォークメタル」の先駆者になりましたし、同じく80年代から活躍しているブラジル出身のメタルバンド「セパルトゥラ」も自身のサウンドにラテン音楽のリズムを取り入れていたため、「フォルクローレメタル」のパイオニア的存在と言えるでしょう。

ただし先人たちが試みてきたこのような「民族音楽×ヘヴィメタル」というサウンドが「フォークメタル」という1つのサブジャンルとして確立されたのは、1990年代に入ってからです。その先陣を切って初めて「フォークメタル・バンド」として成功したのは「スカイクラッド」で、彼らを皮切りにスペイン出身の「Mägo de oz」やドイツ出身の「Saltatio Mortis」など、2000年代に入って次々とフォークメタルを自身のサウンドとするバンドたちが登場するようになりました。

フォークメタルは今でも人気の高い音楽ジャンルで、古いLPも商品によっては高く取り引きされています。そのため、要らなくなったフォークメタルLPがあるという人は、買取ショップで買い取ってもらいましょう。当店でも高額でお買取致しますので、ご不要のフォークメタル作品をお持ちの方はぜひご連絡ください。

早く売ってしまいたいフォークメタル作品があるけれど、ショップまで持っていく時間がないという人におすすめの、宅配買取サービス。宅配買取なら郵送で買い取ってもらえるので、いつどこからでも利用できます。買取ぞうさんの宅配買取は送料無料となっておりますので、遠方にお住みの方もぜひご利用ください。