買取ぞうさんはブリットポップのレコード・CDを高価買取中

2023年の「ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ」や「リアム・ギャラガー」らの来日公演で日本にも再燃の兆しが見える、「ブリットポップ」。「ブリットポップ」とは1990年代にイギリスのロック黄金期の影響を受けたバンドたちの登場で盛り上がった、イギリスのポップミュージック・ムーブメントのことです。

ブリットポップの根幹を成すのは、「もう怒鳴り散らすのはやめ、自然体、等身大でいこう」というもので、これはそれまでシーンをけん引していた「グランジ」の反動と言えるかもしれません。これはファッションにも大きく影響していて、ブリットポップ・アーティストの多くはジャージ姿。イギリス人にとってジャージは普段着という位置づけであるため、「普段着のまま＝自然体、等身大」というブリットポップの音楽性を表現するのにピッタリというわけです。

「自然体・等身大で無理せず行こう」がコンセプトのブリットポップは、人によっては「退屈な音楽」と受け止められるため好き嫌いが分かれるジャンルなのですが、1990年代のイギリスでこのような音楽性が広く受け入れられたのには、前述のグランジへの反動という側面の他に、1980年代のサッチャー首相による新自由主義へのトラウマも関係している、と考えられています。この新自由主義が裏目に出てイギリスの国内市場は外国資本に奪われ、1992年にはポンド危機にまで発展。経済破綻の一歩手前まで追い詰められた経験から、「ガツガツせずにのんびり等身大で行こう」という機運が音楽的ムーブメントにも影響し、「ブリットポップ」がブームとなったのです。

こうして1990年代に一世を風靡したブリットポップは、当の火付け役の1人である「ブラー」のヴォーカリスト「デーモン・アルバーン」が「ブリットポップは死んだ」という発言によって終止符が打たれ、同ジャンルのバンドたちの多くも姿を消していきました。とは言え2000年代に入って再結成を果たしたバンドや、当時のブリットポップに影響を受けて新たに結成したバンドにも人気がありますし、先述した通り2023年には当時のミュージシャンたちの来日公演もあり、日本でも再燃の兆しが見えています。

そのため聴かなくなった当時のブリットポップ作品があるという人は、買取専門店で買い取ってもらうと良いでしょう。当店でもブリットポップ作品をお持ちいただければ、高くお買取させていただきます。

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