骨董品の中でも特に価値の高いものは贋作が出回っていることもあるため、本物であることを証明できる鑑定書が付いていればより高く買い取ってもらうことができます。
これは買取ショップ側の査定にかかる費用を節約できるというだけでなく、再販の際に鑑定書を付けることで次の買い手が付きやすくなりより高く売ることができるためです。
査定のためにわざわざ鑑定に出す必要はありませんが、もしすでに持っているのであれば、必ず鑑定書を添付するようにしましょう。
新商品や高額商品、中古品まで強化買取中です。
●骨董品を高価買取中!!
実家の整理や遺品整理をしていて、年季もののアイテムを見つけることがあるかもしれません。
それはお茶碗のような焼き物であったり箪笥などの大型家具であったり。それらは見た目には古すぎてみすぼらしく感じるかもしれませんが、もしかすると実はいわゆる「お宝」なのかもしれませんし、それほど高価なものでないとしても「骨董品」として思っていた以上の値段で売れるかもしれません。
そもそも骨董品とは、一般に「古くて希少価値のある工芸品や民芸品」と考えられていますが、実際にはこれといった定義はありません。フランス語の「アンティーク」も「骨董品」という意味で、骨董品の本場であるフランスやイギリスでは「歴史のあるもの」があたりまえのように存在しているため、あえて「骨董品」を定義づけする必要性を感じなかったのかもしれません。
一方英語の「ヴィンテージ」には「熟成させることで味に深みが増したワイン」という元の意味から派生して、「特定の期間に作られた逸品」という考えがあり、かつ1934年にアメリカが通称関税法で「100年以上前に作られた手工芸品、工芸品、美術品」と定めたことから、これが「ヴィンテージ」や「アンティーク(骨董品)」の定義と捉えられるようになりました。
今から100年前というと第一次世界大戦が終わったばかりの1920年代、日本で言えば「大正ロマン」と呼ばれた大衆文化時代で、この頃に使用されていたものには独特の雰囲気があって非常に魅力的ですよね。この時代から見てそれ以前の古い工芸品や美術品、例えば江戸時代の伊万里焼や安土桃山時代に生まれた美濃焼の織部などが「骨董品」ということになります。
多くの場合世界大戦を境に、それ以前のものの方がより高額で取引されるようです。
また同じ年代に作られたものでも、現存する数が少なければ希少性が高くなるためその価値も高くなります。
例えば当時使用されていた窯がなくなってしまった焼き物であればもう同じ焼き物が生まれることは二度とありませんし、作られた当時は人気がなくすぐに生産中止になってしまったものの後代になって評価されるようになったアイテムも、現存数が少ないため希少価値が高くなります。
あるいは希少性はそれほど高くなくても、素材そのものに価値がある骨董品は、やはり高額で取引されます。
その代表的な例がアンティークコインで、例えば同じ年代に発行されたヴィクトリア女王のコインでも、金貨と銀貨を比べればやはり金貨の方が高額になる傾向があります。
木製品であってもそれは同じで、素材が楢や楠などでできた工芸品より、柘植や桑、マホガニーなどでできたものの方がはるかに高く取引されています。
更に誰が、あるいはどのメーカーが手掛けたか、つまり「ブランド品であるかどうか」も骨董品の価値を大きく左右するものとなります。
素人の目では骨董品に価値があるかどうかを見極めるのは非常に難しいですし、それをメルカリやヤフオクなどで個人的に売却するのは更に難しいと言わざるを得ません。
商品の価値を正しく把握していなければ適正価格を付けることができず、本来の価値よりずっと安い値段で手放してしまうことにもなりかねないからです。
骨董品は趣味性が高くあまり一般的に人気のある商品とは言えないため、なかなか買い手が見つからない、ということもあり得ます。
それで偶然手に入れた骨董品があるという場合には、専門知識を持つ人に査定してもらうのが一番です。
骨董品店は大抵鑑定ができる骨董商が経営していますし、骨董品にも対応している買取専門店にも知識の豊富な専門スタッフが在籍しているため、持ち込めばその場でしっかりと査定して正確な市場価値を教えてくれます。
特に買取専門店は骨董品に特化していないとはいえ買取と再販のプロですから、それほど価値の高くないアイテムの中にも商品価値を見出し、高額で買い取ってくれる可能性があります。
当店でも買取専門店として、骨董品も高額でお買取りさせていただいております。商品のお持ち込みのほか、着払いでご利用いただける宅配買取や、当店のスタッフが直接伺って査定する出張買取も行っております。
いずれの場合も専門スタッフがしっかりと査定し、できるだけ高くお見積り致しますので、骨董品の査定やご売却をご希望の方は是非ご利用ください。
●骨董品買取のブランド、代表的な作家名
同じアイテムでも有名なブランドのものであれば、それだけ価値があがるというのは先述した通り。「骨董品のブランド」と一言で言っても多岐にわたるため全てを挙げていくことはできませんが、以下に有名で人気の高い作家やブランドを幾つかご紹介します。
・北大路魯山人
20世紀を代表する日本の陶芸家、北大路魯山人。絵画や書などの分野でも活躍した芸術家ですが、特に「食器は料理の着物」の名言で知られており、その言葉通り食と器に関しては並々ならぬこだわりを持っていたといいます。彼が生涯で作成した器の数はおよそ20~30万点。
楓の葉をかたどった「染付楓葉平向五人」や長さ50㎝にもなる板状の器「織部釉長板鉢」、満開の桜と紅葉を鮮やかに描いた「雲錦鉢」などが有名です。
・濱田庄司
昭和初期に活躍した陶芸家・濱田庄司は、手作業で作られた日用品の中に美を見出し世の中に紹介するという「民芸運動」の中心人物としても有名です。1920年代初めにはロンドンで個展を開いて成功を収めるなど、国外でもその作品は高く評価されています。
1955年には人間国宝にも認定。「黍文」と呼ばれる独自の文様をはじめ素朴で力強い作品が特徴で、芸術品とも呼べる日用品を数多く残しました。
・熊谷守一
熊谷守一は、1900年代初期に活躍した日本の画家です。12歳のころから水彩画を描き始め、1909年には第三回文展で自画像「蝋燭」が入賞。戦後は墨絵に没頭し優れた作品の数々を世に送り出したものの、文化勲章や勲三等叙勲を辞退するなど自由な作家生活を好んだことから、「画壇の仙人」と呼ばれていました。
作品には水彩や油彩、墨絵、木版画やシルクスクリーンなど幅広い分野があり、いずれも数十万~数百万円で取引されています。
・ノリタケ
江戸時代後期にニューヨークで日本の伝統的な雑貨を販売する「森村組」として誕生したノリタケは、商売拡大のため日常的に使う食器の制作に乗り出し、1902年には白磁の開発に成功。
1910年代に発表した作品にはアールヌーボーの影響が、後の1920年代の作品にはアールデコの影響が色濃く出ています。
いずれも使用されている金彩は24~23金、繊細な装飾が施されていてしかもひとつひとつがハンドメイドの一点ものであるということから、当時欧米では絶大な人気を誇っていました。
ノリタケは現在でも日本を代表する食器ブランドの老舗ですが、中でもこれら初期の作品、1800年代末から1900年代前半まで製作されアメリカに輸出されたノリタケの作品は「オールドノリタケ」と呼ばれており、骨董品として非常に高い価値を持ちます。
・ウェッジウッド
1759年イギリス生まれのウェッジウッドも、現在に至るまで絶大な人気を誇る王室御用達の陶磁器ブランド。
普段使い用の「クリームウェア」は18世紀後半に創始者のジョサイア氏が生み出した乳白色の陶磁器で、英国王室から「クィーンズウェア」と呼ぶことを許されたことでも有名です。
一方装飾用として生み出された「ジャスパーウェア」は、現在に至るまで高い人気を誇るロングラン商品。ウェッジウッドと聞くとこの特有のブルーをしたジャスパーウェアを思い浮かべる人も少なくありません。
同様に現在まで受け継がれている「ファインボーンチャイナ」も、ジャスパーウェアと並ぶウェッジウッドの代表的な作品となっています。
そのほか、田能村竹田や山口華楊、龍文堂安之介、石黒光南、酒井田柿右衛門、耳付花生、島岡達三、竹久夢二、中山忠彦、草間彌生、エミール・ガレ、コペンハーゲン、フッチェンロイター、ロイヤルアルバート、ロイヤルドルトンなどの作家やブランドも、高額で取引されています。
●骨董品買取の主な商品
前述の通り「100年以上前の工芸品や美術品」が骨董品ですからその種類も非常に多岐にわたるのですが、以下のようなジャンルのものが特に活発に取引されています。
・掛け軸
主に茶席で主人の思いやその部屋のコンセプトを表し、お客様をおもてなしするという意味が込められているのが掛け軸です。
もともと掛けて拝むものとして誕生したため当初は宗教画が多かったのですが、やがて和歌の抜粋や季節の花や景色、動物を描いた水墨画か主流となっていきました。
掛け軸で有名な作家としては、田能村竹田、松林桂月、山口華楊、沈周、蓮如上人といった人たちが挙げられます。
・陶磁器
一言で「陶磁器」とくくられることが多いですが、より正確に言えば土から作られるものが「陶器」、石から作られるものが「磁器」で、土と石の割合によってどちらかに分類されます。
いずれにしてもかつては素材となる土や石を運搬することが困難であったため、それぞれを産出することのできる土地で限定的に作成されていました。「有田焼」や「美濃焼」「備前焼」など、日本の陶磁器には各土地の名前が付されているのはそのためです。
特に瀬戸焼・備前焼・越前焼・常滑焼・信楽焼・丹波立杭焼の6種類は中世から現在まで生産され続けている代表的な窯で、「日本六古窯」と呼ばれています。
・食器
本来食器は料理を盛り付けるための器であり、「ディナープレート」や「オーバルプレート」、和食器なら「蓋物」や「大鉢」などそれぞれの用途別に名前が付けられています。
一方で装飾品として作られた飾皿もあり、芸術性の高いものであれば美術品として取り扱われることも。
骨董品としては、有名作家や人気ブランド、また銀食器のような素材として価値の高い食器に人気があります。
作家としては、先述の北大路魯山人、徳田八十吉、酒井田柿右衛門、ブランドとしてはロイヤルコペンハーゲンやウェッジウッド、マイセン、バカラ、エルメスなどが挙げられます。
その他、茶道具や絵画、壺、ガラス製品、刀剣、椅子や机などの家具、象牙・珊瑚・翡翠製品なども骨董品として人気があります。
中には遺品整理をしていて大量の骨董品が出てきた、ということもあるかもしれません。
そんな場合はまとめて1つのショップで査定してもらうのがお勧め。
査定にかかる費用を節約できるため、通常よりも高く買い取ってもらうことができます。
当店でも骨董品を大量買取する際にはより高くお見積り致しますので、複数商品をお持ちの方は是非ご利用ください。
送料、査定料も完全無料で、宅配キットにお買取商品を詰めて買取ぞうさんに送るだけです。 →宅配買取りページ
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骨董品の中でも特に価値の高いものは贋作が出回っていることもあるため、本物であることを証明できる鑑定書が付いていればより高く買い取ってもらうことができます。
これは買取ショップ側の査定にかかる費用を節約できるというだけでなく、再販の際に鑑定書を付けることで次の買い手が付きやすくなりより高く売ることができるためです。
査定のためにわざわざ鑑定に出す必要はありませんが、もしすでに持っているのであれば、必ず鑑定書を添付するようにしましょう。
すでに長い年月を経ている骨董品はもろく繊細なため、売却までの期間適切な場所で保管するようにしましょう。
紫外線や湿気、気温が大きく変化する場所などはヒビやカビ、退色などの劣化を促進させるため、湿気の少ない風通しの良い場所、気温の変化が少なく直射日光の当たらない場所を選んで保管するようにしてください。
骨董品に付着した埃などの汚れを放置しているとカビや変色の原因になることがあるため、こまめに清掃しておくことをお勧めします。
と言っても骨董品の種類によってお手入れ方法は異なるため、骨董屋さんで尋ねたりインターネットなどで適切な方法を調べたりしてから行うようにしましょう。
大抵のものは柔らかい布でから拭きするのが基本で、無理に汚れを落とそうと擦ったり薬品を使ったりするのはNG。余計に傷を付けてしまう危険性があります。
またすでに欠けたりヒビが入ったりしている部分を自分で修復してしまうとこれも骨董品の価値を下げてしまうことになるため、そのような場合は手を加えず、丁寧に乾拭きしてからそのままの状態で査定に出すようにしましょう。
カテゴリ | モデル・型番 | 買取上限価格 | 確認 | |
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骨董品 | テストA | ¥25,000 | ¥15,000 | 2023年8月29日 |
骨董品 | テスト B | ¥15,000 | ¥5,000 | 2023年8月29日 |
骨董品 | テストC | ¥8,000 | ¥5,000 | 2023年8月29日 |